2009年02月10日
ミックス犬を知ろう!
最近ミックス犬が人気です!TV番組で紹介されたことで余計に人気が出てしまったのかもしれません。
ところでミックスと雑種の違いはご存知でしょうか?昔から雑種犬と呼ばれてる犬は一切血縁のない雑種同士の、何世代にもわたって創られた犬のことで、今人気のあるミックス犬とは意味が違ってくるのです。
ミックスは純血犬種同士の1世代ミックス(F1と呼ばれています)であって、複数世代によって繁殖された雑種犬ではないのです。でもちょっと考えてみてください…両方とも雑種に変わりはないのです
現在、日本で故意に繁殖されている純血犬種の1世代ミックスの利点はなんでしょうか?
■両親犬がわかっているので、将来的な容姿や気質をある程度まで予測できる。(ミックスの子犬は成長するにつれ容貌が変化しやすい)
■少しだけ珍しい容姿になる。(うちの子だけの特徴を楽しめる)
■純血犬種に比べて安価である。
よく雑種は丈夫と言いますが、純血犬種同士の雑種(ミックス)は必ずしもそうではありません。
雑種が丈夫なのは、代を経てさまざまな犬の血が混じりあっていくうちにより犬らしい姿にもどり、弱い固体は自然淘汰され強い犬だけが生き残るという自然のおきてが強く影響しています。それは血縁のない雑種同士ならそうですが、日本で管理されている純血犬種同士では効果は得られません。
チワワとトイ・プードルは膝蓋骨脱臼という共通の遺伝的疾患を抱えています。それはチワワをチワワらしく、トイ・プードルをトイ・プードルらしく作り上げるほど遺伝子がその疾患を引き起こすのです。
「両親の良いとこどり」なら確かに良いでしょうが、どんな場合でも遺伝子というのは両親犬から半分ずつ、良いものも悪いものも受け継がれるのです。両親犬ともに共通の遺伝病を持つ可能性の高い犬なら、子犬は高い確率でその疾患を発祥するでしょう。
純血犬種同士の繁殖で一見純血犬種と思われる固体が出て、純血犬種として繁殖に使われてしまうことがあります。明らかに雑種なのに純血犬種として販売されていることがあるのです。何らかの対策を講じなければ、そのような犬が増え続ける可能性があります。
繁殖でオスに対してメスの体格が小さい場合は、難産や帝王切開の可能性が高くなり母親に高いリスクが伴いますので絶対にしてはいけない交配です。
異種交配から新種が認定される事もありますが、認定されるまでにはかなりの時間(複数世代による繁殖)が必要です。
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