犬の基礎知識
少なくとも2万年前の犬の化石がアラスカのユーコン地方で発掘されていて、1万2000年ほど前 の最後の氷河期の終わり頃に、犬を家畜化していたという重要な遺跡の発掘がありました。考古学的な研究からすると約3万年前から人間の住居のまわりで暮らしていたのではないかという説もあります。
人間とオオカミが狩猟に明け暮れていた頃、人間が優れた武器を使って獲物をとりだすと、オオカミは人間に獲物を横取りされるようになってしまいました。徐々にオオカミは人間の賢さを知りはじめ、人間の傍にいることによって獲物の残骸をもらい胃袋を満たすようになったのです。こうしてオオカミは人間との友好を結ぶことで自分達の生活の場を作っていったのです。
人間はオオカミが近くで暮らすことで、彼らが他の動物が近づいてきた時に危険を知らせる番犬の役割を見出しました。こうして人間とオオカミがお互いの役割を感じオオカミとの暮らしが始まりました。人間と暮らすようになったオオカミは、狩猟に追われるような生活はなくなり、そのことによって環境に順応するために変貌をとげていったのです。
そして狩猟の時代から農耕への時代へ、人間が裕福になると闘犬や競争、遊びとしての狩猟へと人間は犬の能力を色々な方向へ利用するようになり、人為的にたくさんの犬種を作り始めました。世界には700~800種もの犬種があるといわれていて、国際蓄犬連盟に登録されているだけでも337犬種(正式公認325犬種、暫定公認12犬種)と非常に多くの種類を確認することができます。
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